14-W.スウェーデンで働いている人が病気になったら…. 病気保険の一例 071007
ここでの例は、は足りている人の勤め先が公共、企業、自営であろうが、職場が小中大規模であろうが関係なく全国で同じサポートを受けることになります。
主な規定は次の通り:
1. 病気になり欠勤した第1日目は1日分に相当する給料分は会社は支払いませんし、国らも支援なし。
2. 2日-14日の12日間を治療欠勤した場合、雇用主が給料の80%を負担する.
3. 13日から350日は給料の80%が病床支援金(sjukpenning)として国の保険金庫から支給されます。
4. 減額された分の一部又は全額を組合団体、職場から補填されるケースも多い。
(Ps: 実際の収入額の0.97%が支給金の算出上の収入額(収入基準額)となります。
その一例として組合に加入している工業従業員の平均的税込み月収給料24500Kr(換算x17円)、年収294000Kr(1ヶ月の有給休暇も含む)を見てゆきます。この例での従業員は病気団体組合保険に加入しており減給分の10%を保険でカバーしてくれる。
A. 3か月病気治療欠勤した場合 (所得税32.76%と仮定:単位Kr=17円)
職場年収221510+病気手当61770=年収283270-税74980=課税後208290 差-7860
B. 1年間病気治療欠勤した場合
職場収入 0+病気手当255400=年収255400-税77510=課税後177890 差-38200
参照:
・ スウェーデンでも病気なると収入は減り苦しくなるが、生活を守ることが出来る最低限のSafety Netが用意されている。
・ 失業中や再教育/訓練中の人たちにも同じルールが適用されます。失業中は失業保険で守られ、病気になれば保険金庫からサポートされることになります。 (Inst.for private economy at Swedbank)
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