57. 男女賃金の格差は5.5~6.6%女性の方が低い。 09.09.04
労働調停局(mediation Institution )の男女賃金調査の結果によると男女賃金の格差が民間部門で、女性賃金が男性より5.5~6.6%低い結果が出た。公共の部門では男女間の99.2%とほとんど格差がない(女性が99.2%)。 スウェーデンの男性労働者の平均賃金は29.400クローナ(x13.50円=約40万円)、女性は24,700クローナである。 これは女性の賃金が低いのは多くの女性が低賃金セクターの介護、看護で就労しているためであると指摘する。スウェーデン人の平均月給は27,100クローナで、最も多い所得グループは22,000~25,000クローナの範囲に集中しており、これも多くの女性が低賃金職業に就労しているためであるとしている。 ・スウェーデン人の平均月給2008年 1クローナ(SEK)=13.50円(最近の為替レート) ①平均: 女性 24,700 Sek 男性 29,400 ②民間: 女性 25,400 男性 29,500 ③公共: 女性 24,100 男性 28,600 PS: 農業、林業、漁業などが男性の低賃金者グループに属していて平均18,500クローナ、男女共レストラン、カフェなどの飲食店のサービスセクターでは16,700~18,400クローナと最低賃金レベルである。 最も高所得者グループは企業役員、医者、弁護士などのグループで平均月給75,000sek(約100万円)以上で、全就労数の0.8%(約8万人)を占める。
Read More..>>06-OT. スウェーデン原子力発電所の稼働継続 2009.03.10
スウェーデンは1980年に国民投票で〝将来に原子力発電所を閉鎖する”ということを世界で最初に決めた国である。最終予定では、2006年には原子炉を完全にシャットダウンする予定だったが、代わりの効果的エネルギーが出なかったことなどで継続を余儀なくされたことや現代人のエネルギーに対する考え方が変わってきたためでもある。 最近の世論調査によると10名のうち7名が今、稼働中の原子炉の継続のを良しと認めているが、原子炉の新設には半々である都のことである。 今回、中道保守連合の政権与党で核エネルギー中止運動の先頭を行っていた中央党が他の連合政党との妥協を余儀なくされ、原子力発電所の継続を認めるざるおえないようであった。反対派の批判は強い出が、今後の投資は風力発電や他のエネルギー源を求めることになる傾向にある。
Read More..>>27-W. 歯治療補助 2008.11.23
今年の7月から改正になった歯治療補助. *歯科医案内 ‐ 治療費3,000クローナ(SEK 、x12円)までは自己負担. - 治療費3,000→5,000SEKになると治療費50%の補助適用. - 治療費15,000以上になると治療費85%の補助適用 - 20‐29歳、75歳以上は年300SEKが年一度の歯のケアー補助として支給. - 30-74歳には150SEKが年一度の歯のケアー補助として支給. * スウェーデンでは19歳までは歯の治療費は無料である。 * 今年7月前までは、65歳以上の高齢者が負担する治療費には上限(7700SEK)があった。
Read More..>>50. 性別不当格差賃金の企業審査結果 ジェンダー(男女均等参画オンブツマン 2008.11.27
ジェンダーオムブツマンの賃金・給料の百万従業員チェックを目標に2006年から実施していますが、2009年度よりジェンダーOmbudsmanは差別Ombudsman(役所)と改名され、 他のオムブツマンと併合される。 今まで目標の20%に相当される企業を審査して約75万人に相当する従業員の賃金を審査したことになる。 このうち、5246人の賃金が改善された。90%以上が女性の賃金の改善へと導いた。 企業の約80%が何らかの不平等賃金や労働環境に男女の差別が何らかの形であるとオンブツマンは批判する。 企業は今後3年毎に男女差別を無くす為の作業実績の報告をオンブツマンにする義務が課される。(現在は毎年であるが、今後の審査内容は更新される予定. Dn
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