21-TE. 経済危機-さらに悪化   2009.03.15

Posted in スウェーデンの税制と経済:Updated Tax & by on March, 28 at 11:20 pm

世界を恐怖に落とし込んでいる現在進行中の世界経済危機はスウェーデンも直撃している。特に自動車や関連産業の比重が比較的に大きいスウェーデンにとっては打撃である。 金属工業労働者組合は労働時間の短縮を決め、短縮時間をスキル向上のための訓練や教育を受けることになった。自治体財政も悪化しており今後の福祉行政にもそれなりの影響が出てくる懸念がある。  今年の第一四半期のGNPは-4.9%と記録的である。 現在の失業率は8%までに上昇している。このため、今年(秋の新学期)の若者の大学進学希望数が急激に増えそうである(大学進学は無料で奨学金制度はほとんど希望者に支給)。  景気対策として自治体に特別支援、家屋や住居(マンション)での修理、改築をする人に一人、最高5万Kr(65万円)の控除がされる。(夫婦で130万円控除されることになる。)

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06-OT. スウェーデン原子力発電所の稼働継続   2009.03.10

Posted in Other topics in Sweden:他の話題, Uncategorized by on March, 28 at 10:43 pm

スウェーデンは1980年に国民投票で〝将来に原子力発電所を閉鎖する”ということを世界で最初に決めた国である。最終予定では、2006年には原子炉を完全にシャットダウンする予定だったが、代わりの効果的エネルギーが出なかったことなどで継続を余儀なくされたことや現代人のエネルギーに対する考え方が変わってきたためでもある。 最近の世論調査によると10名のうち7名が今、稼働中の原子炉の継続のを良しと認めているが、原子炉の新設には半々である都のことである。  今回、中道保守連合の政権与党で核エネルギー中止運動の先頭を行っていた中央党が他の連合政党との妥協を余儀なくされ、原子力発電所の継続を認めるざるおえないようであった。反対派の批判は強い出が、今後の投資は風力発電や他のエネルギー源を求めることになる傾向にある。  

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05-OT. スウェーデン人の貯蓄   2009.03.06

Posted in Other topics in Sweden:他の話題 by on March, 28 at 9:59 pm

Other Topics in Sweden スウェーデン人は他の先進国と比較して、特に日本など、銀行貯蓄額が少ない。 理由は福祉制度が行き届いている(育児、学校、病気、失業など)為によるものである。 一般の人は50,000Kr(クローナx12.50円)程度の貯金があれば十分と思っている。 一般の人の約80%は将来(年金生活)の為に貯金は必要と感じているが、実際に年金生活の為に貯金をしているのは約40%である。 スウェーデン人の貯蓄目的は、①臨時支出 ②年金生活 ③旅行 の順で住居の為は10番目である。 最近の傾向としては子供がいない夫婦家庭での貯蓄性向が強くなっている。 また、貯蓄額に格差の幅が徐々に広がってきたとの事である。 スウェーデン人の貯蓄状態は下記の通り: – 61%が定期的に月、750クローネ(約一万円)以上を貯蓄している. – 21%が貯金をしていない。 – 51%が最高50,000 Krまで貯金をしている。 – 20%が250,000 kr以上(x12.5円)、この内 5%が1,000,000 kr以上. 注: 証券、国債などは含まない.                  SWEDBANK 個人経済研究所  2009,03

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