17.スウェーデンの家族構成の特徴(SCB0710)
―1970年代に比べて家族が国際色豊かになってきている。これは移民者の増加によるもので、今後、この傾向は続く。(詳しいことはscb報告書参照).
―離婚が多く家族分解の傾向があるといわれるが、この傾向はこの数年(2000年以後)見られない。最新の統計では、全子供の75%が18歳までになるまでに両親と暮らしており、両親のいる家庭で暮らしている子供の率が増えている。 その理由として女性の高齢出産や晩婚によるのではないかとみられている(scb). 高齢の親や晩婚をした親の家庭は比較的に全ての面で安定しており離婚率が低く、18歳になるまでの子供の80%が両親と暮らしている。(注:スウェーデンでは18歳を成人とみなす)
– ボーナスファミリーとは、再婚,または同棲している親が前のパートナーとの間にできた子供を連れて新生活をしている家庭のことを言う. この様な形の家庭は子供のいる全家族の約15%に相当する。スウェーデンでは、この様な家族構成であっても社会的な偏見や不平等な扱いは一切ないといえる。(SVD071028 christina.wahlden)
– 現在、約50万の子供の親が離婚や別居をしているが、スウェーデンでは離婚した親が交代で子どもと暮らしたり育児をしたり余暇を過ごしたりするのが、ごく普通の形になってきています。しかし、母親の育児に占める率がまだ圧倒的に強い。 1980年代では父親が交代で母親と同じ度合でケアをしたのは僅か1%であったのに、現在では21%と増加しており、この面での男女均等の進展もみられる(Svd anna.careborg. SCB-Karin Lundstrom)
**1.1m. family w. child 0-17 y.o. ** under 18 y.o. = 25% of the polulations
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