23-W. 病症治療の待機期間の短縮に特別予算 080328

 スウェーデンの医療行政で一番批判されているのが病状の診断から手術がされるまでの待機時間が長すぎることである。 特に整形外科、耳鼻咽喉科、眼科で多い。これは人口の高齢化と医師不足によると思われる。
スウェーデンでは病症がある人に治療(看護)保証期間と言う規定を国が昨年から実施している。規定の期間内に治療がされないと一定の罰金が県に課せられる。
国の規定:0-7-90-90 0=その日に医療施設と連絡がとれ何らかの指示を受ける。7=7日以内に医師と接触。90=90日以内に専門医と接触。90=90日以内に手術が終了。ストックホルム県ではさらに厳しく0-5-30-90の規定をしている。
 規定ができてから待機期間は短くなっているが、まだ解決には程遠い。現在、全国で90日以上の待機をさせられている人は3,088[待機人数の報告は厳守] 今回、特別追加予算10,000万クローネ(17)が待機期間短縮の為に各県に交付されることになった。DN 
awiwa.keller dn.se

 

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