19-W.低学歴者層は医療サービスを受ける率が低いと社会庁が警告. 080307

 社会庁(S.syrelsen)の国民健康医療サービス状況を示す年次報告によると医療サービスの利用率は低学歴者や低所得者層で低く、高学歴者、高所得者では高く、この二つのグループの利用率のギャップは1990年代前半から徐々に大きくなってきてると、この点に強く警告を出した。同様に、移民グループとスウェーデン人(高い)の間のギャップも大きいと指摘する。一般的な評価ではスウェーデンの医療サービスは質的にも医療結果にても世界のトップレベルには属しているが、病気によっては待機期間が長すぎる、専門医の不足などに大きな問題があることを挙げている。今後、医師の家庭訪問(現在は無い)も検討すべきとしている。Kari.molin. dn
参考:医療看護サービスにかかる費用は1993年から2006年の間に24%アップ.
低学歴者層の治療遅れでの死亡率は高学歴者層の3倍近いのではないかと推測されている。
参考:低学歴者層とは一般的に義務教育(9年)だけを受けた者、高学歴者層は高校を出た後に大学またはそれに相当した教育を受けた者をさす。

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