4-TE 右派中立政権の福祉引締め策 20070914
Posted in スウェーデンの税制と経済:Updated Tax & by Hideo on March, 5 at 10:20 pm
与党(右派中立連合)の福祉引締策の一つとして病床支給金を含めてた改正案が2008年8月より施行される予定である。病床支給金(Sjukpenning)の計算基準が現在、働いていた時の収入x0.989であるが、これがx0.97となる。これによるコスト減少は11億Kr(x16円)と推算.
・リハベリテーション連鎖(ステップ(チェーン)方式. リハビリの成果を3段階3,6,12ヶ月に区切り、働く能力をチェックしてステップアップのサポート.
3ヶ月後に彼/彼女ができる仕事を探す(元か別の職場で). ― 6ヶ月後は元の仕事ができるか試みる。― これが駄目であれば更に12ケ月間、元収入の基準額の80%が支給される. ― さらに、この12ヵ月後から18ヶ月間支給を受けることができるが、その額は元収入の基準額x75%に減額される.
引き締めと同時に企業内健康看護、リハビリ施設充実やリハビリ保証、雇用主料金の割引(リハビリを受けた人を雇うと)、職場復帰を試みる人には減額なしの100%を1年間支給など職場リターンの目的の為のステップ・バイ・ステップの連鎖したリハビリのバックアップを強化するというものである.
以上が病症支給金改正案の主な内容ですが、左派野党の社民党や組合は75%に減額した支給額に大きな不満を示している。(DN Politik.)
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